富裕層・大企業のトミは減らさせない(キリッ)

(ブログ名を変更しました。これからも閲覧の程よろしくお願いいたします。) 〇消費増税は予定通り再来年10月引上げと安倍首相が明言した。日本経済新聞(大企業経済新聞)と財務省の勝利だ。 〇安倍首相は7月に、教育国債検討の中で、「消費増税よりも…

ANAホールディングスの片野坂社長、是非、消費税は引き上げない方向でお願いします。

〇自由経済を放置すれば、「持てる者」はより豊かに、「持たざる者」はより貧しくなる。トマ・ピケティの記した「21世紀の資本」のとおり、実績データからは一部の時期を除き、格差は拡大している。ピケティの指す「g<r」とは簡単に言えば、GDP<RO…

産まれる子供の男女比(出生性比)

〇出生性比とは、生まれた子の男子の女子に対する比率( = 年間の男子出生数 / 年間の女子出生数 (×100) )である。2009年までの日本の出生性比の年次推移は下のとおり。1968年から上昇しているが、おおよそ105を中心に104~106の範囲内と…

オールスター・ラジオ体操

〇口を開いて下あごを下に下げる動作をする「あくび」の生物学的な役割は、まだ解明されていない。様々な説はあって、肺での酸素-二酸化炭素交換を高める、顔面のストレッチ、内耳の圧力を外気と調整する、あくびは体温の調節に使われるなどである。一方で、…

日本経済新聞社を訴えたい

〇先日の日本経済新聞に、経団連会長がプライマリーバランス黒字化は日本経済の国際的信認を高めるためにも重要と発言したとの記事が掲載された。すなわち、税収等収入の範囲内に財政支出を抑えるべき、ということだ。 〇なぜ、大企業は財政出動に反対するの…

財政政策は人の為ならず

〇6月8日のイギリス総選挙で、メイ首相率いる与党・保守党は、議席数を12議席減らし過半数割れとなった。メイ首相は就任当初から「2020年まで総選挙は実施しない」と発言していたが、「ブレグジット」を円滑に進めるため、4月の保守党支持率が高い状態を受け…

消費者と生産者

〇日本では、デフレが継続しているが、物価下落は消費者にとって望ましいものだ。これまで進めてきた規制緩和(競争促進)や企業の効率化、グローバル化(国際分業)、テクノロジーの発展(自動化やインターネットなど)よる影響だ。ただし、デフレは仕事が…

SSCからFDの流れ

〇現在、政府が進めているスチュワードシップ・コード(SSC)の根本にある思想は、「しっかり儲けて株主に配当を払え」という株主目線、利益重視の考え方だ。 「スチュワードシップ・コードの制定は、機関投資家を「物言う株主」に変えて投資先企業の経営…

日本の殺人発生率

〇千葉県我孫子市でベトナム国籍のレェ・リンさんが殺害された事件で、日本人が逮捕された。「日本は安全な国だと思っていたのでショックで、悲しい」との声もあった。 〇大変、痛ましい事件であった。日本は本当に殺人発生率が他国に比べて低いのだろうか?…

中二病とその根元

〇中二病とは、14歳前後で発症することが多い「自分を特別視」する思春期特有の思想・行動・価値観と定義されている。この病態はどこの国でもいつの時代でも存在するものであり、大きくなるにつれ、自分が特別な訳はないと考える人と自分が特別(な資質があ…

日本人による日本礼賛の理由

〇2016年、世界では英国のEU離脱やトランプ大統領誕生など、自国民最優先の考えが浸透してきた。日本でもすでに、2016年以前から、日本礼賛のTV番組や書籍が台頭してきている。 ・ネット上での日本礼賛テンプレート 〇日本礼賛番組が増えた理由は次が考…

キリギリスが尊敬される社会

〇以前に働く意識の重要性についてブログに書いた。言いたかったことは、働く目的が大事ということだ。「お金を稼ぐ」ことが目的になると、より効率的に働くこと、すなわち働く時間は少なければ少ないほど良い。ただし、「働くこと」自体が目的になれば、情…

「財政赤字」のススメ

〇昨年は「英国のEU離脱」や「トランプ新政権」等で、グローバル・自由化による格差社会の問題点が露呈、世界的にグローバル化からの方向転換を探りつつある状況だ。「グローバル化」により「移民により仕事が失われる」、「生産拠点を海外に移転すること…

トランプ勝利の本質

〇人間には「もっと知りたい」(知)と「もっと欲しい」(財)という欲求がある。それらの欲求は次の「技術進歩・効率化」と「財の偏り」につながる。「小さな政府」で貧富の差が拡大するのは、この財の偏りが進むということで、「大きな政府」ではこの偏り…

したたかな富裕層

〇アメリカ大統領選挙でトランプ候補が支持を集めているが、この大きな理由は格差問題によるものだ。移民問題も格差問題から来ているものだ。 〇この格差問題は小さな政府を志向しているためだ。小さな政府は格差を拡大する(富裕層と貧困層が断絶)。グロー…

金融政策の限界

〇もともと金融政策が限界なのは明らかだった。 〇日本は他の国に比べて、デフレの年季が違う。頑強、強固なデフレだ。節約術、クーポン、割引が世間に溢れているがこれは、デフレを進行させ、景気には逆効果だ(節約されて日本全体で買われる量が増えれば別…

中国が経済崩壊しない訳

〇中国がまたも2兆円の大盤振る舞いだ。 〇インドネシアの高速鉄道計画では、日本と競い合った結果、2015年に中国が受注に成功したが、それも大盤振る舞いの結果だ。 インドネシア高速鉄道計画 - Wikipedia 〇確かに中国の政府債務残高は大幅に増加して…

量的金融緩和と円安

〇これまでの日銀の量的金融緩和は基本的に円安政策だ。2016年から円高に向かっているのは、(マイナス金利の導入の一方で、)量的緩和から質的緩和に方向転換した失望感からだ。円安のためにはボリューム(量)により金融緩和を更に拡大しているという…

アベノミクスとトリクルダウン理論

〇トリクルダウン理論とは、「富める者が富めば、貧しい者にも自然に富が滴り落ちる(トリクルダウンする)」とする経済理論または経済思想で、サプライサイド経済学における中心的な思想だ。(しかし酷いネーミングだ。) トリクルダウン理論 - Wikipedia …

働く意識とワンピース

〇社会主義の旧ソビエト連邦での「働かざる者食うべからず」とは、資本家自身が実際に働かず投資で食べていることを戒めるものであった(資本家は搾取するのではなく、しっかり働けということ)。 働かざる者食うべからず - Wikipedia 〇日本では、「働かざ…

NASAの憂鬱

NASAが木星の衛星に関する驚くべき発表を予告した。 NASAとは関係ないが、例えば、火星に関しては蛇らしき生物が発見されたと話題になった。(うーん、ひび割れに見えますね。) 火星で這う蛇らしき生物発見|サワークリーム茶茶茶 例えば、火星に「…

人口減少ボーナス2

日本の人口減少によるボーナスについては、過去にブログに書いた。 安倍首相も同様のことを言った。人口減少を課題視する風潮を変えたいのだろう。 「日本は高齢化しているかもしれません。人口が減少しているかもしれません。しかし、この現状が我々に改革…

生産性向上と消費者の収入(給与)

日本は国際的に見て労働生産性が低い。その要因は、 ・生産者サイドの要因(フレックスが発達していないなどの労働時間の硬直性や 経営判断が遅い等) ・消費者サイドの要因(より品質の高いものを要求する等) ・社会環境変化による要因(個人情報保護、イ…

金融政策の限界

(久々のアップです) 基本的に、個人がお金を使ってモノやサービスを買うことで景気は良くなっていく。 財政政策と金融政策の違いは下のとおり。個人や企業に直接的に働きかける財政政策の効果は大きい。 金融緩和では、銀行に現金が積み上がるが、企業・個…

固有ベクトルの意味(数学メモ)

平面(2次元)では、一次独立な2本のベクトルで、(ベクトルの加法とスカラー乗法で)全平面を表せる。(x,y)=x・(1,0)+y・(0,1)であり、(1,0)と(0,1)が一次独立な2本のベクトル(基底ベクトル)ということである。ここで、…

役員報酬と利益偏重

〇日本の役員報酬が高額化している。 <a href="http://blogos.com/article/125828/" data-mce-href="http://blogos.com/article/125828/">日本の役員報酬が高額化、妥当性はあるのか?</a> 〇欧米と日本の働き方等の違いは次のとおり。 欧米タイプ 日本タイプ 個人主義・利己主義 (他人をけり落とす) 全体主義 (出る杭は打たれる) 仕事とプライベートを明確に…

人口減少ボーナス

〇人口オーナスのオーナス(onus)とは、「重荷、負担」という意味。働く人よりも支えられる人が多くなる状況である。日本では、少子高齢化が顕著になってきた90年頃から人口オーナス期に入ったとされる。 http://www.meti.go.jp/committee/summary/eic0009/pd…

リカードの比較優位

〇リカードの唱えた比較優位とは、各国が得意な分野に特化することで、全体の享受できる利益が上がること。TPPなどの自由貿易を推奨する根拠になっている。 <a href="http://bizacademy.nikkei.co.jp/culture/b-keizai/article.aspx?id=MMACzm000006062012&amp;amp;page=2" data-mce-href="http://bizacademy.nikkei.co.jp/culture/b-keizai/article.aspx?id=MMACzm000006062012&amp;amp;page=2">第7回…</a>

弁護士の憂鬱

〇弁護士人口は平成 12 年の約 1 万 7000 人から平成24年に約 3 万 2000 人とほぼ倍増。これは、小泉政権時代に閣議決定された司法改革の中で、平成22年に司法試験の合格者数の目標を3000人に掲げたことによるもの。 〇確かに、欧米諸国に比べ弁護士の割…

杞の国の人たち

<a href="http://markethack.net/archives/51972058.html" data-mce-href="http://markethack.net/archives/51972058.html">ギリシャの銀行が預金の30%の強制没収を画策中 連鎖倒産を防ぐため : Market Hack</a> 上記記事では、広瀬氏は、「日本の場合も、われわれの貯金が戻ってこないリスクがある」、すなわち財政破綻の懸念を述べています。その中で「ボクのおカネは、キミのおカネじ…