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ボトムアップの国

欧米はエリートの国だと思う。高校で勉強しながらボランティアもやり、アイビーリーグ(世界屈指の名門私立大学)では寝る間を惜しんで勉強して、MBAを取得して、大企業に入り忙しく働いて、重役・経営者になってトップダウンで従業員に指示して、巨額の報酬を手に入れる(早目にリタイアして、フロリダの超豪邸で暮らす)。そこには重役出勤という概念はない。一方、ノンエリートは一生給料が上がらず貧しいが、責任はなく、与えられたマニュアルどおりに仕事をして定時に帰り、ワークライフバランスを満喫する(ただし、解雇のリスクあり)。責任のあるエリートが、責任のないノンエリートを動かし、エリートはそれに見合った報酬を得ているのだ。グローバル企業には、そういったトップダウン的な経営が向いている。(欧米では、政治家もエリートだ。)

http://www.bbt757.com/servlet/content/24811.html

 

日本ではエリート、ノンエリートと明確には分かれておらず、皆公平に給料が上がっていく体系になっており、大抵は皆、一生懸命、真面目に仕事をする。一方で、重役は(あまり仕事をせず)、もっぱら部下が仕事しやすい環境を整えるのが仕事で、いわば一般の社員が会社を支えている。一般の社員は仕事に責任を感じ、「お客さんのため」、「会社のため」、真面目に日々の改善を考え、ボトムアップで仕事を進めていく。「ものづくり」企業は、そういったボトムアップ的な経営が向いていると思う。日本の電機メーカーが凋落しているのは、そういったボトムアップ(日本式)からトップダウン(欧米式)に変わってきた、すなわち、責任を一般社員から社長が担うようになってきたことが要因なのかもしれない。

 

(この文章は、今後アナウンスなく修正される可能性があります)