終わりと始まり
sekai no owari(ロックバンド)は高さ30メートルの巨大な樹(費用5億円)のセットをつくり、コンサート「炎と森のカーニバル」を開催して話題になった。彼らの曲は歌詞もメロディーも独創的だ。ボーカルの深瀬慧は、過去に学習障害で精神病棟に入院していた。その精神状態は、「白昼の夢」(「朝、夜の繰り返し」という歌詞が繰り返される)や「銀河街の悪夢」(「だけど眠れなくて朝日が昇るんだ 明日はもっと自分が嫌いになるのかなぁ」という歌詞)という曲でほんの少しだが感じられる。
今でも精神的に 苦しんでいる人たちがいる。深瀬慧も苦しんでいる多くの人の一人であった。ただ、それは終わって、新たな始まりになった。きっかけがあれば変われる可能性をみんな持っている。そういった人たちをサポートしている人たちもたくさんいる。おこがましいけれど、少なくとも、僕も悩みを忘れて自分なりに毎日を精一杯生きることが大事なのかな、と思う。
深瀬さんの一層の活躍を祈念します。
(この文章は、今後アナウンスなく修正される可能性があります)