きっと、朝日新聞のせいだ
このたび御嶽山の突然の噴火により被害に遭われた皆さんに心からお見舞いを申し上げます。また、不幸にして亡くなられた方々には心より哀悼の意を表します。
〇民主党の仕分けでは、御嶽山の観測態勢が弱まるような行動はなかった
「御嶽山の観測強化、自民が除外」 枝野氏、仕分け否定 : 未来予知 地震自然災害速報
〇事業仕分けにおける勝間氏の発言「大規模噴火は数千年に1度なのに24時間の監視が必要か」の真意は、完璧な噴火予測を追い求めるより、より厳しい入山規制などソフト面での対応が重要、とのこと。
2010年の事業仕分けにおける勝間和代の発言について 勝間和代オフィシャルサイト
〇ただし、火山予知の予算は激減(民主党による気象庁火山観測予算仕分けシート)
気象庁火山噴火予知観測の予算は、平成22年度の【30億8500万円】から、上記の事業仕分けがあった翌年度の平成23年度には【6億1800万円】へと約5分の1に減少。
〇事業仕分けがもてはやされたのは、朝日新聞などのマスコミが、公共事業はムダでありバラマキだと長い間糾弾してきたからだ。
〇公共事業は大幅に減少し、次の指標ではフランスと同じ水準だ。(2ページ目)
・公共事業/⼀般政府の総固定資本形成(対GDP⽐)の推移公共事業/⼀般政府
〇一方で、日本はとてつもなく自然災害が多い。フランスと同じ公共事業で良いのか?
■日本の川は長さが短く、流れが速い。降った雨が一気に流れ出る。
■東京では、隅田川、荒川、江戸川の間にある街が標高0mと川の水面よりも低い。大阪も寝屋川の近くでは淀川の水面よりも低い。それに対して、イギリスの首都ロンドン、フランスの首都パリ、アメリカの大都市ニューヨークでは、川よりも高いところに都市が広がっています。
■日本の国土面積は全世界の0.28%にもかかわらず、全世界で起こったマグニチュード6以上の地震の20.5%が日本で起こり、全世界の活火山の7.0%が日本。また、全世界で災害で死亡する人の0.3%が日本、全世界の災害で受けた被害金額の11.9%が日本。日本は世界でも災害の割合が高い。
■1年間に平均26.4個の台風が発生し、11.5個の台風が日本に接近する。