オールスター・ラジオ体操
〇口を開いて下あごを下に下げる動作をする「あくび」の生物学的な役割は、まだ解明されていない。様々な説はあって、肺での酸素-二酸化炭素交換を高める、顔面のストレッチ、内耳の圧力を外気と調整する、あくびは体温の調節に使われるなどである。一方で、「あくび」に似たような動きをする「噛む」ことは、8つの効用が提唱されており、その中には「脳を活性化させる」との記載がある。大リーガーがガムを噛むのは集中力を高めるためである。この脳の活性化は、モノを「噛む」ことなのかそれとも「下あごを下に動かすこと」による効用なのだろうか?「あくび」の効用は、モノを「噛む」のと同様に下あごを下に動かすことで、脳の活性化に繋がっているのではないか?
〇先日、TV番組で「アウアウ」と言いながら下あごを下に動かす「アウアウ体操」の紹介があった。効用は、この動作をすることであごのズレを矯正し、肩こりなどの症状改善にもつながるとのこと。この「アウアウ体操」は、噛む動作なので、脳の活性化にもつながらないか?
〇「噛む」ことが脳の活性化につながるのは、これまで、頬にある咬筋などから脳幹(中脳)にある咀嚼中枢に刺激が伝わり咀嚼運動を調節するということで、脳の運動になっているとのことだ。ただ、人体模型を見てみると、下あごの近くに脳に血液を送る顎動脈が通っている。噛む動作、すなわち、下あごの運動は、頸動脈を押して脳の血流の活性化を促しているのではないか?
第39回 ガムをモグモグすると人体はどうなる? | 医教コミュニティ つぼみクラブ
〇例えば、マッサージは体を揉みほぐすことで血流を良くする、大腸の進行方向(自分から見て左回り)にそってお腹を押すことで便通を促す、ふくらはぎを下から上に揉むことで心臓に戻る血液を助ける等、物理的に臓器等を直接的に押すことで体調を改善していくことが可能だ。噛む動作も頸動脈を押すことで脳の血流の活性化を促しているのでないか?(推測です。立体的に見れば、顎動脈と下あごが大きく離れていて関係ない可能性もある。関係ないが、胆嚢の役割は胆汁分泌だが、個人的には腸に溜まったガスの引き受け(風船として吸収)も担っているのではないか、と考えている。)
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〇そのため、「アウアウ体操」を自分で「カクカク運動」(アウアウと言わなくていいので)と命名して、日頃実践している。脳の血流良くなって、、、と(血流に全く関係ない可能性もあるが。絵のモデルは21エモンのゴンスケです。)。
〇以上のように下あごをカクカクさせる運動をいつでも行ってますが、ラジオ体操にも組み込んで、ラインアップを作ってみました。これからのラジオ体操は自分にあった体操でラインアップを組むべきかな、と。
ラジオ体操第一 | オールスター・ラジオ体操 | 体操名(講師) | |
1 | 深呼吸の運動 | カクカク運動 | オリジナル |
2 | 腕を振ってあしをまげのばす運動 | 全身をゆする運動 | 「ゾンビ体操」 |
3 | 腕をまわす運動 | 肩甲骨はがし | naocoyoga |
4 | 胸をそらす運動 | 下腹・二段腹に効く5秒腹筋 | 松井 薫 |
5 | からだを横にまげる運動 | 背骨をCとSに曲げる | 「あべこべ体操」 |
6 | からだを前後にまげる運動 | 腰痛借金を劇的に減らす3秒の体操 | 「これだけ体操」 |
7 | からだをねじる運動 | 左のとおり | |
8 | 腕を上下にのばす運動(巡回体操・みんなの体操会では掛け声で言う) | アキレス腱・ふくらはぎ | 「ランナー体操」 |
9 | からだを斜め下にまげ、胸をそらす運動 | ふくらはぎを下から上へもみあげる | 槇 孝子 |
10 | からだをまわす運動 | 左のとおり | |
11 | 両あしでとぶ運動 | 片足バランスの運動 | 「ランナー体操」 |
12 | 腕を振ってあしをまげのばす運動 | ハムストリング伸ばし(太腿の裏側)~半膜様筋、半腱様筋、大腿二頭筋~ | 「ランナー体操」 |
13 | 深呼吸の運動 | しゃがみ背骨ダラー体操 | 「ゆる体操」 |
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