五輪と女性活躍

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◯麻生氏は昨年「札幌で冬季五輪が開かれることになったのが1940年。それがパアになった日中戦争で返上)。そしてその次(1980年の)モスクワ五輪ですね。あれ半分吹っ飛んだ旧ソ連アフガニスタン侵攻により、西側諸国がボイコット)。それで今回40年たつと今年です。『呪われたオリンピック』って、マスコミの好きそうな言葉。だけど現実はそうですよ」と発言。

 

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「呪われているのか」 東京オリンピック「招致4人衆」去る (毎日新聞) - Yahoo!ニュース

森喜朗氏が女性蔑視発言の責任を取り、オリンピック組織委員会会長辞任した。これによりオリンピック東京招致の「顔」だった4人が、いずれも不本意な形で去った。

 

森氏の発言は不適切なもので辞任も妥当。ただ、「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」「(女性は)競争意識が強い」の発言は、(真偽は別、言い方もあるが)そもそも女性が入れば議論が活発になるということだし、競争意識が強いのは悪いことではないのではないか?

 

(参考)【3日のJOC臨時評議員会での森会長の女性を巡る発言(一部)】女性がたくさん入っている理事会は時間がかかります。これもうちの恥を言いますが、ラグビー協会は今までの倍時間がかる。女性がなんと10人くらいいるのか今、5人か、10人に見えた(笑いが起きる)5人います。女性っていうのは優れているところですが競争意識が強い。誰か1人が手を挙げると、自分も言わなきゃいけないと思うんでしょうね、それでみんな発言されるんです。結局女性っていうのはそういう、あまりいうと新聞に悪口かかれる、俺がまた悪口言ったとなるけど、女性を必ずしも増やしていく場合は、発言の時間をある程度規制をしておかないとなかなか終わらないから困ると言っていて、誰が言ったかは言いませんけど、そんなこともあります。

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(変換した場合の仮の発言)男性がたくさん入っている理事会は議論がされない。これもうちの恥を言いますが、●●協会は(会議が)すぐ終わっちゃう。男性がなんと●人くらいいるのか今、●人か、男性はいるかいないか分からない。男性っていうのは劣っているところですが競争意識が強くない。ようやく誰か1人が手を挙げても、何も反応性しない、それでもみんな発言しない。議論されないんです。結局男性っていうのはそういう、あまりいうと新聞に悪口かかれる、私がまた悪口言ったとなるけど、男性を必ずしも増やしていく場合は、しっかり議論するようにある程度規制をしておかないと議論せず終わるから困ると言っていて、誰が言ったかは言いませんけど、そんなこともあります。

 

森氏の長女は森氏を「女性蔑視はまったく感じたことはなく、ごく普通のおじいちゃんであり、お父さん」、「何よりも家族のことを一番大切にしてくれている」、森氏の妻は森氏を、「(家族では)女性のほうが全然人数も多い。いつももう私たちのほうがもうしゃべって、しゃべるスキを与えないぐらいなので」「(威張ったりすることは)全然ないです。私のほうが全然強いですから、はは」、田原総一朗は「森家はかかあ天下」と言う。

 

◯森氏は、長年日本の政治に貢献し、また一昨年のラグビーワールドカップ日本誘致の功労者でもあるが、晩節を汚すことになった。発言は不適切であり、日本のマスコミ、世論、SNS、それに便乗した小池百合子による一連の騒動は、良い意味で日本の恥をさらけ出した。これは失われた平成の30年で自信を失い(グローバル化に走らざるを得なかった)日本の国民のレベルを表しているのかもしれない。(その理由の一つは個人的には、デフレで緊縮財政を推進した日本経済新聞によると考えている。今後は、仮に、消費税増をせずに財政支出を継続していれば、どれだけGDPや地域格差、人口に好影響があったのか試算してみたいと考えている。)

 

◯いずれにしても、五輪に向けてあまり時間がない。日本一丸となって難局を乗り切ろう!

 

◯女性活躍は大賛成。どんどんビジネス、政治で女性の活躍を期待。ただ、「女性活躍」を叫けび過ぎることで、逆にこれまで「良妻賢母」と言われて自信を持って子育てに専念してきた専業主婦などが、「女性活躍」していないと逆にストレスを感じることのないような配慮も必要と考える

 

◯ちなみに「人生の生き辛さ」の一つの指標としては自殺率がある。下のグラフのとおり、日本も含め各国とも男性よりも女性の方が自殺率は低い。ただ、新型コロナで日本では若い女性の自殺率が上昇しているので、早い救済措置もお願いしたい。

 

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 国の自殺率順リスト - Wikipedia

 

以上、ご覧いただきありがとうございました。