日本経済新聞の魔法の言葉「そんなカネがどこにあるのか」

2023年3月3日付日本経済新聞のコラムAngleで、木原誠二氏と磯﨑仁彦氏は岸田政権が検討する異次元の少子化対策について「そんなカネがどこにあるのか」と批判、それを受けて、岸田政権は法人税所得税などの大増税を画策する。

これまでも日本経済新聞は、何の問題もない日本財政を問題視し、「そんなカネがどこになるのか」と批判、消費税を10%に引き上げ、経済対策投資、少子化対策投資、災害対策投資、地方との格差是正に必要な投資をことごとく潰して、日本経済を委縮させ、富裕層を除く一般庶民を不安にさせてきた

日本の財政に問題があればインフレになり、問題なければデフレになる。日本の財政は全く問題がない。(他国比で勤勉な国民性によるものだが、)経常黒字下では、財政支出(政府の負債)は民間の資産が増えているだけだ。新型コロナでの巨額の財政支出で増えた民間の貯蓄によりようやくインフレが見えてきた。このまま財政支出を継続しないとすぐにインフレはしぼむだろう。それだけ日本経済新聞の魔法の言葉「そんなカネがどこにあるのか」は、経済の分かっていない日本庶民を縛り付ける強力な魔法なのだ。

 

 

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